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LVMH公式サイトの多言語対応

言語アノテーション

LVMH社の公式サイトは、フランス語・英語・イタリア語・中国語・ロシア語・日本語に対応しています。

 

各国のccTLDを使用していて、

フランス語: https://www.lvmh.fr/

英語: https://www.lvmh.com/

イタリア語: https://www.lvmh.it/

ロシア語: https://www.lvmh.ru/

中国語: https://www.lvmh.cn/ ・https://cn.lvmh.com/ ※記事後半に仕様を補足

日本語: https://www.lvmh.co.jp/

のホスト。

 

各ページにもそれぞれの言語のバージョンがあり、例えば『求人情報を見る』ページの場合は、

フランス語:https://www.lvmh.fr/talents/nous-rejoindre/nos-offres/

英語:https://www.lvmh.com/talents/work-with-us/job-offers/

イタリア語:https://www.lvmh.it/talenti/lavora-con-noi/offerte-di-lavoro/

ロシア語:https://www.lvmh.ru/таланты/работайте-с-нами/вакансии/

中国語:https://cn.lvmh.com/广纳贤才/加入我们/工作机会/

日本語:https://www.lvmh.co.jp/人材/採用情報/求人/

各国の言語でURLが表示されるようになっています。(ユーザー目線だけど解析者泣かせですねw)

 

言語アノテーションもバッチリです。

 

  1. <link rel="alternate" hreflang="fr-FR" href="https://www.lvmh.fr/talents/nous-rejoindre/nos-offres/" />
  2. <link rel="alternate" hreflang="en-US" href="https://www.lvmh.com/talents/work-with-us/job-offers/" />
  3. <link rel="alternate" hreflang="zh-CN" href="https://www.lvmh.cn/%e5%b9%bf%e7%ba%b3%e8%b4%a4%e6%89%8d/%e5%8a%a0%e5%85%a5%e6%88%91%e4%bb%ac/%e5%b7%a5%e4%bd%9c%e6%9c%ba%e4%bc%9a/" />
  4. <link rel="alternate" hreflang="it-IT" href="https://www.lvmh.it/talenti/lavora-con-noi/offerte-di-lavoro/" />
  5. <link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://www.lvmh.co.jp/%e4%ba%ba%e6%9d%90/%e6%8e%a1%e7%94%a8%e6%83%85%e5%a0%b1/%e6%b1%82%e4%ba%ba/" />
  6. <link rel="alternate" hreflang="ru-RU" href="https://www.lvmh.ru/%d1%82%d0%b0%d0%bb%d0%b0%d0%bd%d1%82%d1%8b/%d1%80%d0%b0%d0%b1%d0%be%d1%82%d0%b0%d0%b9%d1%82%d0%b5-%d1%81-%d0%bd%d0%b0%d0%bc%d0%b8/%d0%b2%d0%b0%d0%ba%d0%b0%d0%bd%d1%81%d0%b8%d0%b8/" />

 

補足:中国版の仕様について

中国語:扉ページとして https://www.lvmh.cn/ → https://cn.lvmh.com/ へ遷移する。

 

扉ページのフッターには、ICP登録番号が記載されています。

扉ページ(https://www.lvmh.cn/

注:ICP登録番号とは

【徹底解説】中国向けWebサイトの基礎知識②ICPライセンスの申請方法について|ビジネスブログソフトバンクhttps://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/201907/icp-request/)より

扉ページ中央のボタンを押すと、https://cn.lvmh.com/ というサブドメインへ遷移します。

しかしこちらはccTLDではないし、ICP番号も記載されていないし、中国国内で使えないであろうGoogle Tag Manager のコードなども含まれており。。。中国国内では見ることができないか、すごく時間がかかりそうです。

 

なぜ、中国国内向きではないサブドメイン内でコンテンツを作成しているのか、Redirect Pathの拡張機能からヒントが得られました。

https://cn.lvmh.com/ 内の詳細ページをクリックすると、扉ページのドメイン(=ICP番号が書かれたドメイン)を経由して遷移していることがわかります。(下画像参照)

https://cn.lvmh.com/新闻和档案资料/ に日本国内からアクセスした

中国のVPNにつなぐ方法がわからなかったので確認できなかったが、中国内からのアクセスとそれ以外で表示を分けているのかもしれません。

ちなみに、Chrome開発者ツールでUser-AgentをBaiduMobaiderにしてみても、表示は変わりませんでした。

 

中国版サイト開発、やったことないけど大変そう。。